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しもやけに悩んでいたら、お灸が良いよ!|南青山でエイジングケア
東京の南青山、表参道駅近くにある鍼灸マッサージ治療室<自然なからだ>の広報担当
からだつぼみ です。
今回の症状別ツボシリーズは、しもやけに効果のあるお灸のお話しです。
スタッフの加賀屋に紹介してもらいます。
スタッフの加賀屋です。
今時しもやけなんて…と思う方も多いかもしれませんが、しもやけは昼夜の気温差が大きく、寒暖の差が激しい時季に発症しやすくなります。
秋から冬や、冬から春先、まさに今なのです。
先日、地元のお灸教室でのこと、参加してくださった80代の女性が「足がいつも冷たいの…」と仰りながら靴下を脱いでお灸をしようとしました。
その足を見てびっくり!
足の中指を中心に、まあまあ立派なしもやけができていました。
しもやけ は別名「凍瘡(とうそう)」といいます。
氷点下にならない寒冷にさらされることによって、手足や耳などの血流不全によりおこります。
「凍瘡(=しもやけ )」は、1日の気温差と皮膚表面の温度などにより発症します。
寒冷の程度、さらされている時間、湿度、靴の種類、局所の圧迫などにより頻発の可能性が高くなります。
そして、一般的に寒冷に弱い方や痩せ型の方などに多く発症し、体質により個人差があるようです。
混同してしまいがちなのが「凍傷(とうしょう)」です。
「凍傷」は冬山登山家など特別な状況に身をおいて活動する方がなることが多くあります。
凍瘡と凍傷は、どちらも寒さにさらされることで起こる症状で名前は似ていますが、この2つは全く違うものです。
私も小学生の頃は、冬になると足の指にしもやけがよくできていました。
その部分は赤紫色になり、かゆいような痛いような辛いものです。
しもやけは子供に多い印象がありますが、実は大人になってからも条件が揃うと、特に女性に多く現れやすいといわれています。
何を隠そう私も二十歳の時、初めて就職した会社で、冬になると2~3年は続けてしもやけになっていました。
当時は皮製のローファーが流行っていたので、Pタイルの床で一日中、硬めの皮靴を履いて、デスクワークで仕事をしていたので、指がキューっとなって動けなかったからかもしれません。
その後、職場では風通しの良いサンダル履きに変えたところ、その年の冬からしもやけは発症しませんでした。
はじめに紹介した、足の中指を中心にしもやけができていた女性は、10日後にまたお会いした時に「台座灸してみたら、よくなったのよ」と私に足を見せてくださいました。
紫色だったところがきれいに改善されていて、私の方がびっくりして、どこにお灸したのですか?とおたずねしました。
どこにしたかなあ? と仰りながら、教えてくださったその場所は…
足の指の爪の生え際、指先、指の腹、皮膚の色が変色しているところの手前、そして「三陰交」でした。
三陰交は内踝(うちくるぶし)の頂点から指4本分のところにあって、内踝から続く骨の後ろの際ぐらい(上図の赤点のあたり)にとると効果があります。
しもやけは、手足など冷気にさらされた部分の血行障害によると前述しましたが、からだ全体の血流の状態がとても影響します。
お灸する場所を、末端と局所に近いところに加えて、全身の巡りをよくしてくれる「三陰交」も採用するとは勘のいい方です!
しもやけを毎年のように何度も繰り返したり、出血や水ぶくれなどの症状がみられるなどしもやけの症状が強い方は、一度皮膚科を受診することをお勧めします。
しもやけは、放っておいてもいいかなと思いがちですが、かゆさで作業に集中できないこともありますので、密かに症状を抱えている方がいらしたら、ぜひお試しくださいませ。
台座灸の購入は以下の画像をクリックして下さい。
オリジナル灸「香りとお灸」ツボ指導付き!
<参考資料>
『臨床医学各論』東洋療法学校協会 編 医歯薬出版株式会社
22/12/31
22/02/07
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東京の南青山、表参道駅近くにある鍼灸マッサージ治療室<自然なからだ>の広報担当
からだつぼみ です。
今回の症状別ツボシリーズは、しもやけに効果のあるお灸のお話しです。
スタッフの加賀屋に紹介してもらいます。
台座灸で「しもやけ」が改善されたお話し
スタッフの加賀屋です。
今時しもやけなんて…と思う方も多いかもしれませんが、しもやけは昼夜の気温差が大きく、寒暖の差が激しい時季に発症しやすくなります。
秋から冬や、冬から春先、まさに今なのです。
先日、地元のお灸教室でのこと、参加してくださった80代の女性が「足がいつも冷たいの…」と仰りながら靴下を脱いでお灸をしようとしました。
その足を見てびっくり!
足の中指を中心に、まあまあ立派なしもやけができていました。
しもやけとは?
しもやけ は別名「凍瘡(とうそう)」といいます。
氷点下にならない寒冷にさらされることによって、手足や耳などの血流不全によりおこります。
「凍瘡(=しもやけ )」は、1日の気温差と皮膚表面の温度などにより発症します。
寒冷の程度、さらされている時間、湿度、靴の種類、局所の圧迫などにより頻発の可能性が高くなります。
そして、一般的に寒冷に弱い方や痩せ型の方などに多く発症し、体質により個人差があるようです。
似ているけど違う凍傷(とうしょう)
混同してしまいがちなのが「凍傷(とうしょう)」です。
「凍傷」は冬山登山家など特別な状況に身をおいて活動する方がなることが多くあります。
凍瘡と凍傷は、どちらも寒さにさらされることで起こる症状で名前は似ていますが、この2つは全く違うものです。
しもやけは、かゆいような痛いような・・・
私も小学生の頃は、冬になると足の指にしもやけがよくできていました。
その部分は赤紫色になり、かゆいような痛いような辛いものです。
しもやけは子供に多い印象がありますが、実は大人になってからも条件が揃うと、特に女性に多く現れやすいといわれています。
何を隠そう私も二十歳の時、初めて就職した会社で、冬になると2~3年は続けてしもやけになっていました。
当時は皮製のローファーが流行っていたので、Pタイルの床で一日中、硬めの皮靴を履いて、デスクワークで仕事をしていたので、指がキューっとなって動けなかったからかもしれません。
その後、職場では風通しの良いサンダル履きに変えたところ、その年の冬からしもやけは発症しませんでした。
しもやけが治ってビックリ!
はじめに紹介した、足の中指を中心にしもやけができていた女性は、10日後にまたお会いした時に「台座灸してみたら、よくなったのよ」と私に足を見せてくださいました。
紫色だったところがきれいに改善されていて、私の方がびっくりして、どこにお灸したのですか?とおたずねしました。
どこにしたかなあ? と仰りながら、教えてくださったその場所は…
足の指の爪の生え際、指先、指の腹、皮膚の色が変色しているところの手前、そして「三陰交」でした。
三陰交の場所
三陰交は内踝(うちくるぶし)の頂点から指4本分のところにあって、内踝から続く骨の後ろの際ぐらい(上図の赤点のあたり)にとると効果があります。
お灸で血流が良くなる
しもやけは、手足など冷気にさらされた部分の血行障害によると前述しましたが、からだ全体の血流の状態がとても影響します。
お灸する場所を、末端と局所に近いところに加えて、全身の巡りをよくしてくれる「三陰交」も採用するとは勘のいい方です!
しもやけを毎年のように何度も繰り返したり、出血や水ぶくれなどの症状がみられるなどしもやけの症状が強い方は、一度皮膚科を受診することをお勧めします。
しもやけは、放っておいてもいいかなと思いがちですが、かゆさで作業に集中できないこともありますので、密かに症状を抱えている方がいらしたら、ぜひお試しくださいませ。
台座灸の購入は以下の画像をクリックして下さい。
オリジナル灸「香りとお灸」ツボ指導付き!
<参考資料>
『臨床医学各論』東洋療法学校協会 編 医歯薬出版株式会社
表参道鍼灸マッサージ治療室 自然なからだ
電話番号 03-6419-7213
住所 〒107-0062 東京都港区南青山6-12-11 YUKEN南青山302
営業時間 火曜日~金曜日 11時~19時
(最終受付18時)土曜日 10時~18時(最終受付17時)
定休日 日曜日、月曜日、祝祭日
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