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【プロが教える】陽陵泉(ようりょうせん)の場所はどこ?見つけ方のコツと効果をわかりやすく解説
ツボの位置を調べよう

【プロが教える】陽陵泉(ようりょうせん)の場所はどこ?見つけ方のコツと効果をわかりやすく解説
0.はじめに
「足が重だるい」「筋肉がこわばる」「膝の調子がスッキリしない」……。 そんなとき、ぜひ覚えておいてほしいツボが「陽陵泉(ようりょうせん)」です。東洋医学では「筋会(きんえ)」とも呼ばれ、全身の「筋肉や腱」のトラブルに欠かせない重要なツボとして知られています。
また、右や左に偏って現れる症状(例えば帯状庖疹(たいじょうほうしん)とか、偏頭痛(へんずつう)とか)に効果があります。
今回は、初めての方でも迷わずに見つけられるポイントをご紹介します。
1. 陽陵泉(ようりょうせん)の場所と見つけ方
陽陵泉は「足の外側」にあります。以下のステップで探すと、誰でも簡単に見つけることができます。
ステップ(1):膝の外側にある「出っ張った骨」を探す
まず、膝の外側に手を当ててみてください。膝の皿から少し下、外側に「ポコッと飛び出した小さな丸い骨」があるのがわかりますか? これを専門用語で「腓骨頭(ひこっとう)」と呼びます。
ステップ(2):骨の「ななめ前」のくぼみを見つける
その「ポコッとした骨」のすぐ下、さらに少しだけ前(つま先寄り)に指をずらしてみてください。指がスッと入り込むような「くぼみ」があるはずです。
ここがポイント! 指を押し当てたときに、少しズーンと響くような感覚や、重みを感じる場所が「陽陵泉」です。
2. なぜ「陽陵泉」という名前なの?
名前の由来を知ると、場所をよりイメージしやすくなります。陽: 足の外側(陽のあたる場所)
陵: 小高い丘(腓骨頭という骨の出っ張り)
泉: 湧き出る泉(くぼみ)
つまり、「足の外側にある、小高い丘のふもとの泉」という意味。そう考えると、あの骨の出っ張りのすぐ下にあるイメージが湧きやすいですよね。
3. 陽陵泉に期待できる主な効果
陽陵泉は「筋肉の守護神」とも言えるツボです。特に以下のようなお悩みがある方におすすめです。足の疲れ・つり(こむら返り): 筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。
膝の痛み: 膝周りの筋肉や腱をサポートします。
坐骨神経痛: お尻から足にかけての痛みやしびれ(特に足の外側に症状が出るもの)の緩和に。
消化器系の不調: 意外かもしれませんが、胆のうの働きを整え、胃のムカつきなどにも使われます。
4. 自宅でできるセルフケア
見つけた陽陵泉を、優しく刺激してみましょう。押し方: 親指をツボに当て、痛気持ちいい程度の強さで3〜5秒かけてゆっくり押し、ゆっくり離します。これを5回ほど繰り返します。
お灸もおすすめ: 市販の台座灸(シールで貼るタイプのお灸)を据えると、温熱刺激によって筋肉がよりリラックスしやすくなります。

※写真は当治療院オリジナルの台座灸「香りとお灸」です。台座灸にリラックスするアロマの香りをつけています。
5.まとめ
陽陵泉は、日常生活で酷使しがちな筋肉をリセットしてくれる、非常に使い勝手の良いツボです。 「場所が合っているか不安……」という方は、ぜひ次回の来院時に遠慮なくお尋ねください。実際に指を添えて、あなたにとってのベストな位置をお伝えします。日常のセルフケアに陽陵泉を取り入れて、軽やかな足取りを取り戻しましょう!
※経穴名の由来は以下の書籍を参考にさせて頂きました。
『まんが経穴入門』周春才編著 医道の日本社
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